ブルガリの歴史

投稿日:2017-10-18 17:04:18

ブルガリといえば、時計よりも宝飾品を想像される方が多いでしょう。実際、世界でも五指に入るジュエラーであり、あまりそういったものに興味のない方でも名前は知っているブランドになります。カルティエと同じく、宝石商が作った時計ということになりますね。

ブルガリは1884年に宝飾店として開業し、宝飾加工技術を活かして時計の生産を始めたのは1977年のことでした。実はまだ30年ほどの歴史しかないのです。しかし、さすがは世界的なジュエリーブランドというべきか、高級時計のブランドとしては確固たる地位を築いています。

とはいっても、やはりオメガやロレックスなどに比べれば若干人気が落ちます。ジュエリーブランドのイメージが強いせいもあるかとは思いますが、独特のデザイン性も手伝っているでしょう。シンプルながら細部のこだわりがあり、一目見ただけで「ブルガリの時計」と訴えかけてくるデザインは、万人受けするものではないのでしょう。逆に言えば、ジュエリーブランドとしてのブルガリの魅力をよく知っている方にとっては、ブルガリの時計のデザインはたまらないものがあるということです。

ブルガリの時計を愛用する方は、とにかくブルガリというブランドを深く愛しているか、ブルガリの時計がもつ独特のデザイン性にほれ込んでいる方が多い印象です。老若男女問わず支持者がおり、「ブルガリ・ブルガリ」の愛称で親しまれています。

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オメガの実力

投稿日:2015-08-18 13:35:37

ロレックスと比肩するスイスの超有名腕時計ブランドといったら、これはもう「オメガ」でしょう。どちらも高級志向で、数十万円を下る製品はまずありません。身につけているだけで最高のステータスとなる腕時計でありますが、「人気」という点ではロレックスのほうが上回っているようです。

ではオメガの魅力といったらなんでしょう? どちらの腕時計も性能は世界トップクラスですが、ロレックスはこのところ価格の高騰が激しく、やや「高級アクセサリー」化が進みすぎているのに対して、オメガにはあくまで機能性を重視したイメージがあります。

オメガの機能性には、もちろん実績に裏付けされたものがあります。一番の実績といえば「NASA(アメリカ航空宇宙局)公認」の腕時計であるという点でしょう。

NASAは「宇宙空間でも使える腕時計」を探すため、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性など過酷な条件化でさまざまなテストを実施しました。結果、すべてのテストに合格したのは世界で唯一「オメガ」の腕時計「スピードマスター」だけだったのです。

オメガのスピードマスターはNASAのアポロ計画でも採用され、月面に降り立った最初の腕時計となりました。以後、裏蓋には「FIRST WATCH WORN ON THE MOON」の文字が刻印されているのです。

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カシオの歴史

投稿日:2014-07-27 10:11:07

私達が普段「カシオ」と呼んでいるブランドですが、正式名称は、「カシオ計算機株式会社」といい、その名の通り、計算機の会社として、樫尾忠雄が設立しました。創業当時から、計算機のメーカーとして電卓などの開発を行なっていましたので、他の時計ブランドと異なり、機械式時計としての歴史がなく、そのノウハウも持ち合わせていませんでした。

時計開発は、約40年前に始まりましたが、その大半は、デジタル時計の開発に特化してきました。クォーツの次にくるのはデジタルだという予測を持っていたカシオは、計算機の開発のノウハウを活かして開発を行ない、今の「デジタルといえばカシオ」、「多機能といえばカシオ」というイメージを確立してきたのです。

近年では、アナログ時計の開発にも力を入れており、高級アナログブランドである「OCEANUS」に代表されるさまざまな商品が売り出されています。アナログ市場では、歴史の短い会社ですが、計算機開発の知見を活かした独自性をもったブランドです。

カルティエの歴史

投稿日:2014-07-09 22:10:06

カルティエの歴史は、1873年、パリで始まりました。 最初は、宝石のアトリエを譲り受け、宝石商としてその歴史はスタートしました。 その後、宝石商として世界的な流行を作っていきました。

その人気は、パリだけでなく、ロンドンやニューヨークにまで広まっていきました。 そんな中、以前から時計に興味を持っていた創業者は、独創的なデザインの腕時計を作り出し、現在のブランドの基礎が出来上がりました。

その後、存在感がある様々なモデルを次々と生み出し、揺るぎない地位を確立しました。 宝石商から始まったカルティエですが、その時計は、宝石で飾り立てる必要がない程、洗練された美しいフォルムが魅力です。

その美しさと、存在感は現在も変わる事はありません。 更に、従来型の完成度が高いモデルの他に、現在も尚、新しく、クオリティの高いモデルを次々と生み出しています。 カルティエの腕時計が始まったのは1900年頃とされていますが、今もなお人の心を掴んで離さないブランドの一つです。"

フランク・ミュラーの歴史

投稿日:2014-06-28 21:09:15

時計のブランドフランク・ミュラーは、創業者の名前からつけられています。創業者であるフランク・ミュラーは1958年生まれのスイス人でした。時計のブランドメーカーとしては、1992年に創設されています。複雑時計開発の世界初記録や特許取得はとても多く、フランク・ミュラー自身は、複雑時計の巨匠とまで呼ばれました。

このブランドは伝統的な複雑機構が組み合わされ、とても独創的なデザインをつくり出してきました。数多くの複雑機構を1つの腕時計に凝縮させたコンプリケーション・モデルである「エテルタニス」なども評判が高いです。

デザイン性にも優れた製品が多く、もっとも有名なものは「トノウ・カーベックス」という作品です。とても美しい曲線のケースと、ノスタルジックな文字盤のデザインは、フランク・ミュラーの代表的な作品とされています。今も、フランク・ミュラーは、歴史的なデザインだけでなく、複雑機能や特殊機能などを様々に加えることで、斬新な製品をつくりつづけています。

ロレックスの歴史

投稿日:2014-05-17 18:08:13

スイスの一流腕時計メーカーである「ロレックス」は、1905年にハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業した会社です。当初は、スイスのメーカーと提携して製造した時計を輸入販売していました。ロレックスというブランド名が生まれるのは、その3年後の1908年のことです。「ROLEX」がラ・ショードフォンで商標登録され、製造をはじめることとなります。

20世紀初頭は、まだ懐中時計が主流の時代。腕時計を使う人はほとんどいませんでした。そんな時代に、ハンス・ウィルスドルフはそこに価値を見い出し、その利便性を武器に勝負を挑むのです。ロレックスは次々に画期的な機能を開発。特許を獲得していきます。

最初に獲得したのは、クロノメーターの公式証明書。1926年には、ねじ込み式の裏蓋とリューズによって水の浸入を防ぐ防水ケースで特許を取得します。1931年には自動巻き機構「パーペチュアルローター」を開発。1945年には「デイトジャスト」という日付を文字盤の小窓で表示する方式を考案。

こちらの技術は後世に多大な影響を与え、現代の技術の基礎となっています。